上達にはするにはバスケノート
サッカーの本田圭佑選手、野球のイチロー選手や大谷翔平選手、フィギュアスケートの羽生結弦選手などの一流アスリートはノートを活用しています。
ではなぜ一流のアスリートはノートを使うのか…
ノートを作るメリット
- 練習を復習できる
- 文字にすることで記憶への定着率を上げる
- 反省点や課題が見える化する
- 頭を使う選手になれる
- 上達レベルが時間軸でわかる
- バスケのことを考える時間が増える
- 目標を達成できる確率が上がる
- 夢を引き寄せる
練習中は頭でアレコレ考えている余裕はありません。
ノートを活用することで、課題を考える前に、記憶するため意図的な練習をすることが可能になるのです。要は練習中に考える手間を省くことができるのです。
また、人間の記憶力には限りがあり、20分後には42%を忘れ、1時間後には56%、1日後には67%を忘れるという研究結果が出ています。
※エビングハウスの忘却線より
ましてや、スポーツは状況判断の連続であるため、次々に新しいことを頭で処理しなくてはいけません。
古い記憶は次々に塗り替えられてしましい、そのほとんどが記憶には残らないのです。
ノートに書く内容
バスケノートに書く内容
- その日の練習メニュー
- 練習メニューの意図(なんのための練習か)
- できたこと、できなかったこと
- 感じたこと
- 次の練習の課題
ノートを書くときのポイントは具体的に書くことです。 例えば練習中にパスミスをしてしまったことを書く場合。
悪い例→パスのタイミングが悪かった。以上
良い例→形だけでバスケットをやってしまい、その時々の状況判断ができていなかった。なので次は、ボールを貰う前に仲間の位置と相手の位置を確認してからパスを出すようにする。
大事なことは問題を振り下げて、次はどうすればいいかを書くことです。
パスのタイミングが悪かったことは事実かもしれませんが、これだけでは次もパスミスをする可能性は高いです。
なぜタイミングが悪くなったのかを書くようにしましょう。
ノートを書くということは、記憶を文字にするということです。
記憶を文字にするということは言葉への変換も可能になります。つまり、発言力や説得力も上がるということです。
人から聞いたことや、感じたことを言葉にすることは実はとても難しいことです。人は悔しかったりり恥をかいたりしても、それをうまく言葉にはできないものです。なぜか…
それは、悔しいと思っているだけだからです。
恥をかいたと「思っている」だけだからです。つまり、「思っている」だけでは言葉にできないのです。人は「思っている」段階から「考える」段階に来て初めて言葉にできるのです。
なので感じたことをノートに文字として書くということは、考えるということです。そして言葉にできるは武器になるのです。
※「言葉にできるは武器になる 著 梅田悟司」
ノートには、日々の練習だけを書くのではなく、目標やなりたい自分を書くことを心がけましょう。
ノートの最初のページに自分の夢や目標を書くことで自分の方向性を決めることができます。
また、目標達成した自分の姿を想像できればモチベーションUPにもつながります。1日10分の積み重ねで大きな差をつけることができるのです。
最後に
私は運動神経が悪かったため他の人よりも多くの悩みを抱えてきました。
また気が弱く内気だったこともあり苦労の数は誰よりも多いと思っています。
地獄を見た高校時代に挫折を味わった大学時代。
今でこそ「才能があったんだよ」「運動神経いいじゃん」とか言われますが、下手くそだった当時の私を知っている人は決してそんなことは言いません。
私は’才能とは継続できること’思っています。逆に言えば継続できる人はそれだけ少ないということです。