休養をとる
本当の挫折を味わうとしばらく何もやる気が起きなくなります。
いつも見ていた世界が一変し、心に余裕がなくなります。この状態の時に、更に努力や練習をしようとするのは相当しんどく、長続きしないものです。
そんな時は一旦バスケから離れ、新しいことを始めるのがオススメです。
とは言っても練習を休むことができないのも事実。チーム練習には参加しますが、「心ここに在らず」でもいいのです。
※私の場合の時は、練習は怒られない程度に手を抜き、練習が終わったら誰よりも早く寮に帰る、という生活を半年間も続けていました。
新しいことを始める
バスケから離れても、やることがないのでは結局バスケに戻ってしまいます。
これでは休養にならず、心も回復しません。大事なことは、挫折する→新しいことを初める→結局バスケに戻る、という流れです。
「新しいことを初める」を経由しないとバスケに対する気持ちが戻りにくくなります。結局バスケしかないと自覚するためにも必要です。
元からの趣味でもいいですが、これを機に新しいことを初めてみるのがいいでしょう。
新しいこと例
- 読書
- アニメ
- ドラマ
- 映画
- 勉強
- 他のスポーツ
- 釣り
この中で私がオススメするのは読書です。
挫折している時は、人のアドバイスが心に響きやすいです。
素直な気持ちで吸収しようとするため本で得られることは多いです。私の場合、藁にもすがる思いで読書を始めたことによって、人間関係や劣等感の悩みを解決することができました。
答えを見つけた時は脳に電流が走り、本と出会った衝撃は今でも覚えています。
こちらが、価値観が変わって前を向けるきっかけになった一冊です。この本に出会っていなければ途中でバスケットをやめていたと思います。
バスケットに戻る
新しいことを見つけてしばらく時間を置くとバスケットに戻りたくなります。
自分にはバスケットしかないということを実感し、寡黙にバスケットに打ち込めるようになります。自分の課題を洗い出し、目標達成するために必要なことを謙虚に繰り返しましょう。
趣味を頑張る
人生においてバスケットだけが全てではありません。
努力したからと行って全て報われるとは限らないのがスポーツです。
1番大事なことは自分が結果を出せる分野で勝負することです。挫折を経験し、限界を感じたのなら他の分野で勝負することも1つの選択肢です。
それは「逃げではなく、賢い選択だ」という認識を持ちましょう。
終わりに
私は運動神経が悪かったため他の人よりも多くの悩みを抱えてきました。
また気が弱く内気だったこともあり苦労の数は誰よりも多いと思っています。
地獄を見た高校時代に挫折を味わった大学時代。
今でこそ「才能があったんだよ」「運動神経いいじゃん」とか言われますが、下手くそだった当時の私を知っている人は決してそんなことは言いません。
私は’才能とは継続できること’思っています。逆に言えば継続できる人はそれだけ少ないということです。